*sai* のワーママ生活

ミドサーワーママのワークライフ

夫の初診

いよいよ始めた本格的な不妊治療。

我が家は無精子症の診断を受けているため、夫のケアも大切になります。。。

 

夫の初診は触診とホルモン検査。

夫曰く、触った瞬間にあーこれはいるね、いるいるという独り言だったらしいです。ネガティブワードじゃなくてよかった笑

 

これならきっと上から取れるはず、とPESAすることになりました。

 

TESEしか知らなかった私は、「PESA…?」という感じでしたが、

  • TESEは切るから、腫れがひどいと左右一回ずつしかできない
  • PESAなら注射針を刺すだけだから、内出血はしても比較的何度もできる
  • 神経がたくさん詰まってる部分だから痛いけど、数分で終わる

というお話。

何度も挑戦つもりはないのだけれど…

 

確かに獨協では1泊2日のTESEを提示されていて、

費用も40万くらいだったから

数分かつ10万くらいで済むなら…という気持ちです。

 

毎週火曜日に行っているとのこと、先生の予定次第ですが直近次の週の火曜日に行いましょうとのことでした。

展開早め…

かなり痛いと脅されて、私がかなりビビってしまいました。

本人は剃毛をどういう風にするんだろう…と悩んでましたが。

NAC日本橋 初診 D3

緊張の初診。

張り切って午後休をとったものの、午後の診察開始は15時から…休みの無駄使いをしてしまいました。

 

一週間しかつけてない基礎体温

ネットで事前印刷した問診票

夫の精液検査結果

を持っていきました。

 

15時ちょっと前に行くと既に数名座られていて、これは受付開始待ちかしら…とおどおど。受付の方は特に案内してくれる訳ではないです笑

受付で問診票と基礎体温表(こんなの本当に出していいの…と思いつつ)を提出して30分くらい待機。

先に座られていた方々は15時に順番に機械で受付されていました。再診からは自動受付なのですね。

 

初診は理事長。

精子を伝えると、淡々と結果の提示を求められ、「まずは旦那さんですねぇ」と。

…やっばり2人で来るんだった!完全に無駄足!

とは思いつつ、血液検査と内診をして、再度診察室へ。

 

・ホルモン値は問題なし

・卵胞が多い、だから生理周期が長い(内診のとき「わぁ…まだあるなぁ…うわぁ…」と呟かれていました。。)

・次は旦那さんにきてもらって、精子が取れるのか触診とホルモン検査をする

・希望があれば採精も

 どうせゼロはゼロだし…と思いつつ、もう一度採精するかは本人に任せることにしました。

 

こちらでは凍結精子の持ち込みは受け付けていないとのこと。

夫のだけで来ていいですか?と呑気に聞いたら、つぎは治療方針を決めるから2人で来て!と一喝されました。そりゃそうですよね…

 

基礎体温表を付けずに行って大丈夫?

かなり懸念だった基礎体温表の件は、特段指摘されませんでした。

説明会にも出てから通院しているのに何でつけてないの?と怒れるかとひやひやしていましたが…

・実測式の体温計でつけること

・あんまり見てくれない病院が多くてつけるの辞めてしまったりする人もいるけれど、ここではとても大切なので頑張って

と看護師さんから優しくいわれて終了。よかった!

 

終わったのは18時くらい。そんなに混んでいない気がしたのに、やっぱり時間はかかります。今回は保険適用で4000円くらい。

獨協で学びましたが、たぶん一項目でも自費診療が入ると全部保険適用外になるので一気に費用が膨らみますよね。恐怖です。

 

ちゃんとした不妊専門病院での内診は初めてで、卵胞が多いことも初めて指摘されました。

不安は募りますが、まずは夫の検査です。

不妊治療 本格開始

心変わりは突然に

このまま2人の人生なのかな、と思ったり、

友人や同僚の妊娠・出産、芸能人のおめでたニュースなどに心を動かされたりしながら、

あっという間に大学病院でTESEを勧められてから約1年が経ってしまいました。

心変わりの理由はまた改めて記録しようと思いますが、

・やっぱり後悔しないようにやれることはやろう、という気持ち と

・今年までは助成金の申請ができそう! という気づき に後押しされ、

私たち夫婦もようやく高度治療に進む決心をしました。

これが、10月末のこと。

 

選んだのはNAC日本橋

高度治療専門の病院も今はたくさんありますが、

・あまり薬に全然身体が反応してくれない過去の経験(薬漬けになるメリットあるのか)

・高度治療ではあるものの、できるだけ自然に(?)妊娠に近づきたいという思い

・会社からできるだけ近い病院

といった理由から、NAC日本橋への通院を決めました。

ハードルは、「先生の指定日時に通院すること」。

まだ採卵周期に入らないため、この点いまからビクビクしています。

 

初診の予約

前回大学病院では、初診予約の電話に結構てこずったのですが、

こちらの病院はWebでビルの来館予約を取るだけ(病院の予約不要)。とっても簡単です。

肝心の基礎体温表もつけていなかったのですが、年度末まで時間がないため、

生理3日目までの1週間だけ付け焼刃に記録して持っていくことにしました。

 

なんでもっと早く受診しなかったの?なんて言われると嫌だなぁ…と不安な気持ち。まずは獨協でのTESE→凍結精子をNACに持ち込んで顕微をしてもらえるのかも聞いてみようと思っていました。

 

男性不妊治療の前に考えたこと

こんにちは、saiです。

今日は、病院で無精子を告げられた後のお話。

 

結論は、保留

私たちは結局、この後の治療を保留にしてしまいました。

当時29歳、治療するなら早い方が良い年齢です。

 

子を持たない選択はしないけれど、子を持つ選択もできなかった

というのが理由でした。

 

どんな子でも愛せるのか

私が親で良いのか

経済的には大丈夫なのか…

無条件に子供が好き!というタイプではないため、

自分の選択に伴う責任の重さを考えてしまって。

 

周りの家族を見て羨ましいと思うし、

将来後悔する不安もありましたが踏み出せませんでした。

 

親への相談

結論を出す前に、お互いが親へ相談しました。

子供を育てたことのない私たちでは目先の「不安」が勝ってしまい、

冷静に判断できていないような気がして、人生の先輩としてアドバイスが欲しいと思いました。

また、夫は長男(義父も長男)のため、名家でないにしても後継ぎについての考え方を知っておきたいとも思いました。

 

私は電話で母親へ

子供を持つだけが人生ではないし、2人が楽しければよいと思う

子供がいる期間なんて意外と一瞬

そんなことを言われました。

3人の子供を育てた母なので、子供の良さを言ってくるかな…?と思っていたのですが、かなり中立的に相談に乗ってくれました。

私が「子供を諦めないといけないかも」と絶望的に話してしまったせいもあるかもですが。

夫は直接義父へ 

夫は飲みに行って相談したようです。

跡取りや墓の心配はいらない

自分たちの好きなように

という話だったようでした。

 

結局両家ともに「2人で決めなさい」。

正直本心がわからなかった部分もありましたが

2人でもう一度話して、

どうしても不安の方が大きくて、

一旦「2人の生活」を選択することにしたのでした。

これから周囲の出産も増えるだろうし、環境が変わりどうしても欲しいと思ったらすぐにチャレンジしようという条件付きで。

夫は「もう決めたから迷わない」という感じでした。

病院は、2年間カルテが残るから気持ちが変わったら来院して、とのことでした。

 

それから1年半。

気づけば30を終えようとしています…

治療が1年半も遅れてしまったことは、本当に勿体ないことかもしれません。

けれど後悔しても仕方ないので、前を向いていこうと思います。

 

「2人の生活」を選択した1年半後、私たちは一転して不妊治療に踏み出すことに決めました。

男性不妊と検査・診断について

こんにちは、saiです。

初めての精液検査でゼロという衝撃の数値を見た私たちは、

リプロダクションセンターといういかにも専門的な病院へ行くことに。

 

予約の壁

初診は電話のみということで早速電話。

特に先生の指名等もない、男性側の受診であるということを伝えると、

平日日中にかけなければいけないと言われてしまいました…

会社でちょっと電話できる内容でもないのでわざわざ休みを取って電話(小心者です)

初診までに郵送で問診票が送られてくる形式です。

 

いよいよ初診…でも早速?

獨協越谷のリプロダクションセンターは大学病院内では新しい施設のようで、小ぎれいで近代的な感じでした。

男性不妊で有名?だからか、夫婦で受診されている方が多い印象です。

診察室に入って早速「無精子ということで…」と切り出す先生。

ちょ、まだ”元気がないみたい”としか言ってないです先生…!!!』という感じでしたが、

さばさばっとしたお兄さん(?)先生のため、夫は驚きつつも平静でいられたようです。

この日は問診と触診、保険診療分の検査だけで、後日平日に来院して、精液検査・血液検査をすることに。

自由診療保険診療を同時にすると保険が適用できなくなってしまうため

 

  • おばけのように精子が現れたり消えてたりするケースもあるので、次回もう一度精液検査もする
  • 精子には大まかに2つ、「閉そく性」と「非閉そく性」がある
  • 「閉そく性」で精管が詰まっていたり、精管がないのであれば、切れば必ず精子はいる
  • 精子をつくっていないのであれば、切っても精子はいない 
    →まず検査をして、精子を作っている可能性があればTESEをしましょう

 こんな感じの説明だったと思います。

そしてTESEの手引きをもらって帰宅。TESEは1泊2日40万くらいとのこと。

この時はひたすら「おばけであって欲しい…」と思っていました。

 

この日に初めて自分がゼロだと知った夫は、自然妊娠の可能性がないのか確認していましたが、先生はとても親切にやさしく伝えてくださったので良かったです。

 

細かい検査は平日午前に

自由診療の検査は別日に夫一人で病院へ。

会社には急におなかが痛くなったことにして、午前休をもらったと言っていました。

 

精液検査→詳しい話は聞いていませんが、特に問題なく採れたようです(これは病院で)

血液検査→病院の方針で染色体検査もしたのですが、検査前の説明でかなり怖くなってしまったそうです(検査は血液検査なのですが、結果で色々わかるかも…?的な)

この日のお会計は7万円超えで、さすが不妊治療…!と思った瞬間でした

 

そして夫婦で病院へ

 結果を聞きに再度病院へ。

  • おばけではなく、やはりゼロ
  • 血液検査の結果から、切ったら「いる」と思う
  • もう一度触診→精管がないのでは?

ということでした。

高額だった染色体検査ですが、いろいろ細かい結果がみられるのかなぁと思ったのですが、そういう訳ではなかったです。

その場で今後の方針を決められなかった私たちは、「TESEするか決めたらまた来てね」、と言われて病院を後にしました。

 

切ったら「いる」可能性があると分かって嬉しかったという気持ちも特に抱かないまま、この日は淡々と聞いて帰宅した2人でした。

無精子と分かった頃のお話

結婚5年、もうすぐ31歳になるsaiです。 

精子と分かった頃の話を振り返ってみようと思います。

 男性側の検査の大切さ

我が家の場合は夫側の検査のみで「自然妊娠不可能」のカードが出てしまいました…

茫然としたけれど、この事実で体外受精1本に道が絞られたのであとは覚悟するだけです。

 
そんな男性側の検査、絶対に早く受けることが大切だと思います。

 
検査するまでにタイミングを三周期行いましたが、その間に私が服薬や注射した薬達、通院の負担は、最初に検査していれば生じなかったものですから…

 

 はじめての男性検査

我が家の場合は、「婦人科にケースを持ち込む」パターンでした。

ネットで調べて、冷やさないように注意して…

提出後、1時間くらいで結果が出ます。

 

最初の検査でゼロだった!

ゼロ、と言われたときは予想もしていなかったので「はぁ…」という変な返事をしてしまいました。

大きな病院ということで獨協大学リプロダクションセンターの紹介状をいただき、診察終了。

 

夫に伝える

夫は結果を伝えるため、もう一度病院に来てもらうか聞かれましたが、自分で伝えることにしました。

先生からは、「いきなりゼロっていうとショックだろうから、元気がなかったと言っておくと良い」とのアドバイス

病院の近くで待ってくれていたので、勢いでそのまま伝えましたが、やっぱり本人はショックだったと思います。


病院行って、治療するか悩んでしまい…


結局、ここから大学病院受診まで半年くらい空いてしまいました。

 

不妊治療のいきさつ

30代、不妊治療開始のいきさつ

結婚5年、もうすぐ31歳になるsaiです。

子供を望んでたったの半年で私たち夫婦は不妊の壁にぶち当たることに…。

精液中に精子がいない=無精子症

という診断です。

なかなか治療に踏み出せず、あっという間に30代。

 

*これまでの経緯*

25歳:結婚・転職

27歳:仕事も落ち着いてきたため、自己流でタイミングをとる

28歳:婦人科でのタイミング

→精液検査で精子ゼロと発覚

<大学病院の受診まで、半年…>

29歳:某大学病院リプロダクションセンターで再度の精液検査

→やはり精子はゼロ。TESEの案内を受ける

<TESEに踏み切れず、1年半…>

30歳体外受精をしようと心に決める(いまここ)

 

本当に子どもが欲しいのか?を自問自答しながら約3年。

婦人科系トラブルを過去に起こしていた私は、もともと「自分が妊娠できるのか」を疑問視しており、結婚前にその話も夫にしていました。

 

ですので、比較的「不妊」の覚悟はできていたと思います。

が、正直想定外の男性不妊

 

少しずつステップアップすればそこまで高くなかったかもしれないハードルですが、いきなりつきつけられた高度治療は、私たちにとってはとてもとても高い壁に感じられ…

 

なかなか踏み切れなかった20代を終え、

30代に突入した今、「やっぱり後悔したくない」という気持ちが芽生えています。

 

妊娠には早めの受診が不可欠。でも「いま」動けば遅くないと信じたい
あのときチャレンジしていたら、と後ろ向きに考えることなく、今は前を向いて頑張ろうを思っています。

高度治療の経験談は個人のブログが一番の情報源だなと感じているいま、私もどなたかの参考になればという気持ちを少しもって記録を始めることにしました。

 

せっかくなので、不妊治療一色のブログにはしたくないと思っていますが・・・・3日坊主にならないよう頑張ります。